郷土料理めぐり「熊本県」
栄養士が毎日栄養管理を行います。
ご状態に応じて食事形態も選択いただけます。
暦の上ではすでに秋です。
気象学でも秋になるそうです。
しかしまだまだ暑さが盛んで、熱中症にならないように入居者様をサポートしつつ、介護や介助を行う介護職も看護職も熱中症にならないよう自分と戦っております。
そのような中、暑さを紛らわせるにはピッタリのメニューが登場いたしました。
山ほど大根おろしが入った「天つゆ」で食べる「天ぷらの盛り合わせ」に、コーンご飯の献立です。
本当に少しの塩気を感じるコーンご飯は、おかわりが欲しかったお味でした。
主菜はどちらかと言えば甘めに入る天つゆで食べる天ぷらの盛り合わせです。
大振りの海老が2尾、なす、かぼちゃ、大葉とこれだけでもお腹がいっぱいになるボリュームでした。(写真のお料理はわたくし分なのですが、衣が少し褐色なのは入居者様の天ぷらを揚げてから職員分と調理が進む為です。)
コーンごはんと相性が抜群で、大振りのエビ2尾がとても美味しかったと好評でした。また早く食べたいとのお声を頂けました。
本日の昼食は食欲不振や夏バテの言葉がちらほらと聞こえてくる今にぴったりのメニューでした。
ししゃものフライの特製ソースがけに、豚しゃぶという「ダブル主菜」に食堂が湧いておりました。
偏った感じがいたしますが、朝食と夕食とでお野菜などのバランスを取っております。
夏は体力の維持が不可欠ですので、介護職・看護職・調理職と連携しつつ、入居者様の健康維持に努めております。
本日は施設行事「納涼会」が開かれました。
夏と言えば「スイカ割り」です!
今年のスイカは余りにも立派で実が詰まった特大玉が2つ。何人かの入居者様が何度も叩いてやっと割れた次第です。
続きまして、ボール運びや花火動画鑑賞、ヨーヨー釣りなどの行事を楽しんで頂いた後に、いよいよ行事食の時間となりまして配膳を職員が開始いたしました。
今年の献立は「割られたスイカ」を始め、
「梅味のおにぎり」「アメリカンドッグ」「フライドポテト」「煮こごり」「冷やし汁」「フルーツポンチ」「施設長&介護職謹製の焼きそば」といったラインナップで御座いました。
一番人気は「冷やし汁」でした。具材が秀逸で、ミョウガ・錦糸卵・そうめんと涼しさを感じるラインナップとなっておりました。
焼きそばの調理と提供にわたくしも参加させて頂きましたが、焼きそばのトッピングが次回の課題になりました。紅ショウガはミジン切りで大丈夫だと思われたのですが、青のりと鰹節はむせてしまう恐れがあり、ほんの少しだけ青のりを飾りにふりかける事にいたしました。
本日も完食された入居者様が多い一日でした。
本日は、揚げ物が好きな人が喜ぶ日の献立「ミックスコロッケ」でした。
種が違うのコロッケのお陰で味が変化に富み、御飯が進む献立でした。
小鉢は人気のハンペンボール。いつもより具材の枝豆がたくさんはいっておりました。
今日のお味噌汁の具材は白菜を中心としており、優しいお味噌汁となっておりました。
完食率はコロッケの好き好きや揚げ物の好き好きにより差が御座いましたが、楽しんでお食事をしてくださっているご様子をお見掛けする事もできました。
今日はカレーの日でした。
本日のカレーは「ポークカレー」です。
ニンジンやジャガイモに負けない位に豚肉がゴロゴロと入っておりました。具が溶け込んだカレーも良いですが、こうして大きな具材で目も喜ばせつつたべるカレーも良いものでした。
カレーの献立に付いてくる汁物も、毎回カレーとの相性が考えられていて美味しいのですが、本日はコンソメスープでした。
このコンソメスープ、具材のタマネギが特徴的でした。計算されたかのようなタマネギの大きさにお料理の見た目やバランスもしっかり考えられているのだなと感じました。
24時間介護付き有料老人ホームふるさと舞松原では、ある程度の頻度でカレーが献立に並びますが、今回ご紹介いたしました「ポークカレー」の他にも、様々なカレーが登場いたします。
主なものといたしましては「夏野菜カレー」「チキンカツカレー」「キーマカレー」などでしょうか。どれも特徴的で美味しく召し上がっていただけるお料理です。
いつかコロナ禍が過ぎ去り、施設内でご家族ご親戚の方にも召し上がって頂ける機会が来ましたら是非おすすめしたいと存じます。
福岡県指定特定施設有料老人ホームふるさと舞松原では、毎月「1日」「15日」の昼食としてお赤飯が食卓にならびます。
ある日、お赤飯を中心とした献立をご紹介いたします。
微量に調整された胡麻塩がかけられたお赤飯を食べると小豆やお米の味がとても美味く出来ておりました。
定番メニューの治部煮にはタケノコが入っており、こちらも好評で御座いました。
本日も入居者様方の多くが完食されておりました。
昼食にパスタが登場いたしました。
ナポリタンと人気を二分する「ミートソース」が主菜です。
ご高齢になられると「すする」事が苦手になる方がいらっしゃいます。
お料理を「すする」で考えますと「素麺」「ひやむぎ」「うどん」「そば」「ラーメン」そして「スパゲティ」などの麺類があたります。
「すするという食べ方が喉の力を必要とします」ので、上手くすすれない場合、むせが起きてしまう事があります。その際には体への負担が大きくなります。
「むせる」という事は気管に異物が入ろうとして起こる現象で、このむせる事に対する対応をしっかりとしていかないと「誤嚥性肺炎」に繋がります。
むせを繰り返す体験が元で麺類が苦手になられていく方もいらっしゃいます。
当施設、介護付き有料老人ホームふるさと舞松原では前述の「誤嚥性肺炎」と「尿路感染症」の問題に対して大切に考えております。
麺類を食べやすくする方法といたしましては、短く切る事や、とろみを付ける方法なども御座います。また、感想パセリなど「吸い込む力が働く時に気管に行きやすい具材を避ける」なども御座います。
本日の昼食は施設内の献立ではポツリポツリと見かけてはいたのですが、わたくしのシフトと合わずご紹介していなかった料理をご紹介したいと思います。
鶏肉の葱味噌焼きとジャーマンポテトです。
鶏肉の葱味噌焼きは「ネギと味噌の香ばしさがたまらない鶏肉が美味しい」と感想をいただきました。心持ち皮が食べにくいかとも思いましたが、入居者様向けは丁寧に切り分けられて調理がされておりました。
そして小鉢のお料理「ジャーマンポテト」
洋風なお味で、暑く汗をかく季節にはありがたい塩気が美味しさを際立たせており、栄養課の管理栄養士の気配りを感じました。
暑さがこれからまだまだ続きます。入居者様の体調をお食事の面で栄養課に属する職員ひとりひとりが、介護職や看護職を食の面からサポートし続けております。
暑さが日増しに厳しい今日この頃。
滋養にはピッタリのメニューが登場いたしました。
牛肉がたくさん入った「ハヤシライス」はコクがあってドンドン食べる事が出来たそうです。
わたくしの家族親戚にも思い当たる事ですが、ご高齢の方は牛肉がお好きな方が多いです。滋養にも良い所以外にも好みの点がある方が多いです。
お口直しには「コールスローサラダ」と「野菜スープ」が用意されており、デザートには「フルーチェ」が御座いました。皆さん完食率が高い昼食でした。
(フルーチェが少ないのは入居者様用ではなく職員用の余りだからです)