令和3年9月20日 敬老の日

今年もつつがなく敬老会の行事を執り行う事が出来ました。職員一同の出し物をご覧頂いたり、入居者様のスピーチを拝聴させて頂きました。

そして皆様に敬老会行事の特別食を召し上がって頂く時間になりました。

＜　令和3年 敬老会の献立　＞

・栗おこわ

様々な口腔状態の方でも美味しく召し上がって頂けるように調理されておりました。

・天ぷらの盛り合わせ

「海老がプリプリしていて美味しい」と入居者様からお声掛けいただけました。

天つゆの濃さも程よく美味しく頂けました。

・魚の煮付け

味がしっかり染み込んだお魚と里芋を味わった方が「白いご飯が欲しくなるね」とおっしゃっておられました。

・あさりのすまし汁

生麩とあさりが良いアクセントになって、味わい深いすまし汁となっておりました。当施設では、しっかりした出汁をとって様々な調理を行っております。

・白和え

・和菓子

・紅白寒天

最後のご紹介はデザートと白和えです。

丁度良い量ですが味わうと「もっと欲しい」と思えて仕方がない白和え。

お口直しや最後にデザートとしてぴったりマッチしていた「柿の和菓子」とイチゴが涼し気な「紅白寒天」が他のおかずに負けない存在感を出しておりました。

以上が敬老会のお膳になります。今年も入居者様と職員の大多数が大喜びの昼食で御座いました。厨房スタッフからの敬老のお祝いは大好評で御座いました。本日、ご参加頂きました入居者様、そして職員一同、欠ける事なく来年の敬老会を迎えたいと存じます。

ちなみに昨年の敬老会献立はこちらでご紹介しております。またこちらが敬老会の記念品で御座います。記念品は縁起と集める目標や長寿を祈念しております。

福岡県に御座います、特定施設介護付有料老人ホームふるさと舞松原では、一年を通して様々な行事を楽しんで頂ける様に注力しております。また施設内に御座います専用の厨房にて、管理栄養士と専任の調理スタッフが1年365日調理を行います。

調理に関しましても出来る限り出来合いの物を使わずに調理を行います。行事食を始め毎日の生きがいに繋がるお食事を大切にしております。

当施設に関するご質問や、ご入居に関するご相談はお気軽に当施設まで御連絡下さいませ。心よりお待ちしております。

揚げ物やフライ物がお好きなご年配の方は多いとお聞きします。当施設で過ごされております入居者様の多くもお好きな方が多いと思います。

本日の昼食メニューです。

＜　本日の献立　＞

・ごはん

・豚薄切りの重ねトンカツ

・南瓜サラダ

・かき玉汁

丁寧に下拵えをされた重ねトンカツは、噛み切りやすいのにトンカツ感をしっかり感じる事が出来ました。

施設の屋上菜園で採れた大葉とチーズが良いアクセントになっておりました。ソースをかけなくてもしっかりとした味を感じる事が出来る素敵なメニューでした。個人的にはお塩で食べるのも良さそうだと思いました。

少し前にご紹介した豚肉のミルフィーユカツも素晴らしかったですが、本日の重ねトンカツも甲乙つけがたい美味しさで御座いました。

献立にイギリス料理の「スコッチエッグ」が出ました。

添え物はスパゲティミートソースに温野菜サラダでした。汁物として洋風の野菜スープ、小鉢として春雨の酢の物、見渡せばボリューム感がありました。

魚介類の良さを先日ご案内いたしましたが、ひき肉も含まれる肉類にも良い所が御座います。亜鉛や鉄などが代表例になります。牛ひき肉に多く亜鉛や鉄が含まれているそうです。

その為、当施設ではお魚もお肉もバランス良く頂く事が大切なのではないかと考え、バランス良く献立に盛り込む為に日夜、管理栄養士が努めております。

入居者様も職員も本日は会話より箸のすすむ昼食となりました。

鶏肉の治部煮を主菜とした昼食のご紹介です。

食べやすい大きさの鶏肉はトロミのついた汁と一緒に口に運ぶと、自然に口の中に旨味がサッと広がって行き、のど越しも良く様々な嚥下状態の方にも召し上がりやすい状態になっておりました。

付け合わせは汁に絡められてはいない為にさっぱりした味でしたので、鶏肉を食べて付け合わせを食べる…を繰り返す事で毎回美味しさを十全に感じる事ができました。

汁物もあっさりを意識した構成になっておりましたので、メインの治部煮が際立つように考えられた素晴らしい昼食でした。

お魚を主菜とした昼食のご紹介です。

＜　献立　＞

・ ごはん

・ カレイのムニエル ～手作りタルタルソース添え～

・ 焼き茄子

・お味噌汁

お魚にはDHA（ドコサヘキサエン酸）を始めとして、動物性タンパク質・タウリン・EPA（エイコサペンタエン酸）・カルシウムなどなど、たくさんの素晴らしい栄養素が含まれております。その為、積極的に当施設では魚料理を取り入れております。

本日のカレイは身がしっかりと多く、自家製タルタルソースとの食べ合わせもバッチリでした。入居者様の多くはお魚を好まれます。本日も喜んで頂けたと存じます。

おうどんと稲荷寿司がお昼ご飯として食卓に並びました。お店に来たり、サービスエリアに寄って頂いているようなメニューの登場に、多くの入居者様が本日も喜ばれておりました。

いなり寿司は、関東では四角のお揚げを主に使って作り、関西では三角のお揚げを使うという様に外観のバリエーションから、関東は濃い味が多くて関西は薄味が多いといった味の変化、具材の変化と本当にたくさんのバリエーションがあるそうです。

昼食に松風焼きが登場いたしました。

松風焼きはお正月などにならぶメニューとしても有名です。鶏ひき肉を使用した場合「鳥松風や鶏松風」と呼ばれる事があるそうです。

介護施設ではよく並ぶ献立と思われます。スチコンを備えている施設では尚更その傾向があるのではないでしょうか。スチコンと松風焼きは相性が良いからではないかと思われます。

食べやすいおかずの影響なのか多くの方が残さず召し上がれてました。

老人ホームでご入居の相談を承る時、ほとんどの方から質問される項目として「お食事」が御座います。介護食、糖尿食、腎臓食などの質問も御座いますが、一番多いご質問は「味」です。

老人ホームにご入居されるという事は、原則として毎日3食365日施設でお食事を召し上がる事になります。そのお食事を美味しく感じる事が出来るのかは生活の満足感や充足感に直結いたします。

この事をしっかりと受け止め、私共介護付き有料ホームふるさと舞松原では、施設内の厨房にて切り出しなど下拵えから行う事、できるかぎりレトルトや出来合いもの物を採用しない事を念頭に、一人でも多くの入居者様に毎食楽しんで頂けるように職員一同、努めております。

（写真は油淋鶏をメインとした昼食例で御座います）

本日のおやつをご紹介させて頂きます。

たくさんの桃でできたパフェ。

「桃パフェ」です。

白桃と黄桃がふんだんに盛り付けられたパフェは見ているだけでも美味しさが伝わってきます。桃と生クリームの相性も抜群だったとの事です。

まだまだ残暑ですので、パフェを召し上がられた方は程よい涼しさも感じられたのではないでしょうか。本格的なスイーツの登場に、食堂が賑やかになったそうです。

ふるさと舞松原では、施設内に御座います専用の厨房にて、管理栄養士を始めとした専任の職員が出来るかぎり出来合いの物を使わずに「出来立て」「手作り」にこだわって入居者様へ毎日、朝食・昼食・夕食・おやつと、ご提供をさせて頂いております。

まだまだ暑い日が続きますので食べやすいお食事を希望する方が多く、本日も厨房の工夫が感じられるメニューが登場いたしました。

食べやすいように下拵えをしたプルプルの豚肉を大根おろしと一緒に口に運ぶと、何度も噛まないうちに溶けてしまいました。素晴らしい主菜に抗えず、小鉢もお味噌汁も後回しになり、気が付けば主菜だけ食べ終わってしまいました。

何人かの入居者様に感想をお聞きした所、同じように感じた方もいらっしゃいました。皆さん総じて高評価で御座いました。

まだまだ暑い日が続きますので、毎日水分を適切に取って熱中症を予防しつつ、楽しくお食事を召し上がっていただけますよう努めて参ります。