栄養士が毎日栄養管理を行います。
ご状態に応じて食事形態も選択いただけます。

筍ご飯と豚肉と茄子の味噌炒め

タケノコが食卓に並びました。

タケノコご飯と豚肉と茄...

具だくさんのタケノコご飯と豚肉と茄子の味噌炒めに清汁、小鉢にはんぺんボールといった献立でした。

人気のはんぺんボールに紅ショウガが入って、見た目も味もアレンジされたメニューとなっておりました。相変わらずの美味しさでした。

タケノコご飯のさっぱり感と豚肉と茄子の味噌炒めのこってり感がバランス良く、小鉢と汁物が食事を進める役回りの昼食でした。

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ビーフン炒めと肉団子の甘酢あんかけ

本日の昼食は中華風の献立でした。

ビーフン炒めと肉団子の...

主菜が「肉団子の甘酢あんかけ」、副菜が「ビーフン炒め」、スープが「ワカメスープ」、これに白飯です。

中華風に統一された献立はまるで中華料理屋さんでランチを食べている気持ちになれます。

彩りが褐色に寄っていて残念な所もありましたが、味はバッチリでした。

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皐月の和風御膳

5月に昼食として登場いたしました、お食事のご紹介をしたいと存じます。

先ずは、ご飯物からのご紹介になります。

菜の花と鮭のまぜご飯.JPG

菜の花と鮭のまぜご飯になります。

他の具材と合わせて彩り良く作られたまぜご飯は本日の人気ナンバーワンでした。

続いては主菜です。

おろしハンバーグ_介護...

こちらも入居者様から人気のあるメニュー「おろしハンバーグ」になります。

大根おろしと大葉が、ハンバーグをさっぱり味にしてくれて幾つでも食べられるように感じさせます。大葉(青じそ)が春と夏境から旬になってまいります。

次は小鉢のご案内です。

タケノコのおかか煮_介...

春と言えばタケノコです。

甘辛く炊いたり炒める食べ方もタケノコにはぴったりですが、おかか煮もお勧めの食べ方でタケノコ本来の美味しさを堪能できます。ご高齢の入居者様でも食べやすい調理がされておりました。

以上の三品にお味噌汁を加えて、和風御膳のご紹介となります。

施設で食べる春の和風御...

入居者様の毎日のお食事を大切に考えて、介護付有料老人ホームふるさと舞松原では取り組んでおります。

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肉うどんと稲荷寿司

前回のラーメンに続いて麺類のご紹介になります。

肉うどんと稲荷寿司_介...

大振りの甘いお揚げとほど良い甘辛のお肉がのった「おうどん」。

かしわ飯や梅干しなどのおにぎりとのセットも良いですが、稲荷寿司も相性は抜群です。

こちらの二品に、大豆のサラダデザートに羊羹。

スルスルと食べるとあっという間にお食事の時間が終わってしまい、羊羹を堪能される入居者様を多くいらっしゃいました。

まだまだ続くコロナ禍の中で外食の機会はなかなか難しく、外食に出かけたようなコンセプトなど出来るだけ色々な事に思い巡らせていただけるような献立を食堂に隣接した専用厨房で、管理栄養士を始め、調理士や専任の調理スタッフが日夜努めております。

また、その努力のバトンを介護士や看護師が受け継いで、日々の配膳やお食事の支援・介助に努めております。

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野菜味噌ラーメンと海老レタスチャーハン

介護付き有料老人ホームふるさと舞松原名物「中華御膳」の日がやって参りました。

本日のラーメンが新アレンジ、チャーハンは新作となっておりました。

野菜味噌ラーメンとエビ...

「海老レタスチャーハン」は、プリプリの海老がたくさん入っておりまして食べ応えと味が抜群でした。隠し味にマヨネーズでも入っていたのか、海老とレタスとご飯の親和性が高かったです。

続きまして、ラーメンのご紹介なのですが「味付き鶏ミンチの新アレンジ」となっておりました。その鶏ミンチもレンゲがあれば具材も食べやすくなっておりました。

小鉢は餃子、デザートは杏仁豆腐と安定の大人気中華定食でございました。

最後にこれまでの中華セットの一例をご案内して本日のご紹介の締めとさせて頂きます。

シーチキン炒飯と野菜ラーメン

チャーシュー麵と炒飯

魚肉ソーセージのチャーハンと野菜ラーメン

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鶏肉の照焼きとけんちん汁

本日は「鶏肉の照焼き」が主菜、汁物として「けんちん汁」が登場いたしました。

照焼きの鶏皮は硬すぎず食べ進める事ができる柔らかさでした。

甘くて少し辛い照焼きいつでも高評価です。

鶏肉の照焼きとけんちん...

「けんちん汁」ですが、こちらは神奈川県の建長寺が発祥といわれております。ですので「けんちん」と付くようです。建長寺では約700年もの間、食べられて来たそうで700年かけて日本全国の食卓に並ぶ知名度になったという事でしょうか。

けんちん汁、とっても美味しかったです。

お寺ですから精進料理。これにお肉と味噌を足すと豚汁になると言う事でしょうか…。

自分には近いお料理に感じました。

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白身魚のフライと枝豆とひじきのサラダ

本日の昼食は魚料理が主菜でした。

白身魚のフライと枝豆と...

当施設では魚料理は夜に献立に並ぶ事が多いです。お昼はレクリエーションや行事など様々な活動の為にお肉類などが多く見受けられます。

本日のお料理に話を戻します。

主菜はサクサクに揚げられた「白身魚のフライ」。副菜はひんやりとした小鉢「枝豆とひじきのサラダ」。そして、ご飯とお味噌汁です。

入居者様の感想といたしましては、お味噌汁の中にふんだんに入れられたホウレンソウが本日一番好評でした。

24時間の介護付き有料老人ホームふるさと舞松原では、入居者様のQOL向上やADL維持の取り組みの一環として、お食事に関する事柄の向上を掲げております。

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煮込みハンバーグとオニオンスープ

洋風料理の昼食が施設の食卓を彩りました。

煮込みハンバーグとオニ...

じっくりとトマトソースで煮込まれて柔らかくなったハンバーグ、適度に冷やされて今の季節だと食べやすく感じるポテトサラダ、スッと飲み干す事が出来るオニオンスープ。

まるで洋食屋さんで食べるランチのようなメニューで、入居者様の多くが本日も完食されておりました。

 

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肉じゃがと切干し大根の甘酢和え

本日は和食の昼食となりました。

肉じゃがと切り干し大根...

大きなジャガイモやお肉などの具が入っている「肉じゃが」に、小鉢として「切り干し大根の甘酢和え」が添えられておりました。本日も空調で調整をしなければ「蒸し蒸しする」ような気候で、涼しい小鉢が有難かったです。

以上の二品に、ナスなどが具材のお味噌汁と白飯が付いた本日の献立で御座いました。

 

 

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郷土料理めぐり「宮城県」

福岡市東区舞松原に御座います「福岡県指定特定施設 介護付有料老人ホームふるさと舞松原」では、入居者様のQOL(Quality of life)向上のひとつのアプローチ方法といたしまして「お食事の充実」を掲げております。
 
一日三食、喜んで頂ける機会を生かせる事が出来れば素晴らしいと考え取り組んでおります。
 
その取り組みの一つが「ご当地の郷土料理めぐり」で御座います。施設内の厨房で野菜の切り出しや各種ダシを取る所から手掛けるメリットを生かして、およそ毎月一県ずつミニ行事として催しており、回数を重ねて参りました現在、お待ち頂いていらっしゃる方も出始めました。
 
今回は「宮城県の郷土料理」で御座います。
宮崎県の郷土料理_介護...
 
 
それぞれのお料理をご案内してまいります。
今回は少し長文のご紹介となります。
 
始めはこちらのお料理からです。
宮崎県の煮しめ_介護付...
「大根の煮しめ」になります。(ピントが合っておらず申し訳ございません)こちらのお料理ですが、なかなか背景が深いお料理となります。
 
広く知られる宮城県の郷土料理といたしましては「へそ大根の煮しめ」となります。今回は材料調達の兼合いで「へそ大根」ではなく普通の大根を使って調理いたしました。
 
煮汁が残らないように、じっくりと時間をかけて煮る事を「煮しめる」と言います。そしてその調理方法から「煮しめ」と呼ばれるようになったそうです。
 
寒さが厳しい東北地方では、古くから寒風に野菜や魚をさらして保存食をつくる習慣があったそうで、
宮城県南南部丸森町でつくられている食材で、標高300メートルを超える高地でつくられた美味しい大根の皮をむいて輪切りにし、ゆでてから真ん中に串やわらを通し、冬の寒さを利用して約一か月軒下に干すそうです。
 
夜に凍って昼間に融けることを繰り返すことで、飴色の「へそ大根」ができあがります。
串に刺した後の穴が「まるでおへそに見える」ことから「へそ大根」もしくは「ばばべそ」と呼ばれているそうです。
 
十分に干したものは、翌年の夏まで保存することができるそうで、季節の野菜と一緒に煮しめにするのが定番の調理法との事。調理する際には軽く洗ってからぬるま湯につけて戻し、好みのかたさになったらさまざまな具材とともに煮しめにするそうです。
 
続きましては、汁物「おくずかけ」です。
宮城県おくずかけ_福岡...
 
宮城県の南部地域を中心に、春と秋の彼岸やお盆の時期に食べる精進料理だそうです。法事で集まった人たちへのおもてなしの側面もあるお料理で、仏前へのお供え、家庭料理として食べられているそうです。
 
県の南部地域では、春と秋のお彼岸やお盆の時期に食べる精進料理の位置づけだそうです。「すっぽこ」は法事で裏方を務めた人へのねぎらいのためにふるまわれ、「のっぺい汁」は日常的に食される郷土料理だそうです。
当施設の献立として時折、のっぺい汁が登場しております。ご紹介はこちらになります。
 
続きましては個人的には一押しのお料理「笹かまぼこの磯部揚げ」のご紹介です。
宮城県_笹かまぼこの磯...
 
豊かな漁場を持つ宮城県では、明治の中頃から魚が大量に獲れるようになったものの、輸送方法が発達していない時代にあって、保存方法として生まれたのが「焼きかまぼこ」だったそうです。
 
それまでは各家庭で白身魚をすり身にして、手のひらでかたどって竹串に刺して焼いていたものが、加工品として出回るようになったそうで、当時は「手のひらかまぼこ」や「ベロかまぼこ」などの呼び名もあったが、旧仙台藩主伊達家の家紋「竹に雀」の笹にちなみ「笹かまぼこ」と呼ぶようになり、昭和に入って「笹かまぼこ」に統一されたそうです。
 
現在では、包装技術の向上や輸送速度の向上もあり、笹かまぼこは宮城県を代表する名産品よなっております。そのまま食べるほか、かき揚げ、おでん、天ぷらなどのアレンジメニューで食されることもある。
 
”磯部揚げ”としては、同じ白身の魚で作られた「竹輪の磯部揚げ」かとは存じますが、こちらの方が穴が無い分、食べ応えが有りました分、満足度がとても高かったです。
 
最後に、飯物のご紹介になります。
筍ご飯_介護付き有料老...
 
「たけのこご飯」です。
たけのこは、和食に欠かせない食材で「古事記」にも記されているほど、古くから食べられていたという記録があるそうです。現在流通しているたけのこは、主に孟宗竹と呼ばれる中国原産のもので、皮には茶色の毛が生えていて、大型で肉厚。身は白く柔らくえぐみは少ない方で甘みを含んだ独特のうま味と歯ごたえがあるのが特徴です。
 
たけのこご飯は、たけのこのアレンジメニューとしては最も一般的で知名度があり、宮城県だけでなく日本全国で食べられています。
 
以上が、今回の宮城県の郷土料理となります。
今月も入居者様と話が弾む、昼食となりました。

 

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郷土料理めぐり「栃木県」

郷土料理めぐり「広島県」

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