牛丼とたまごスープ
入居者様が気軽に外出する環境がまだまだ整わない昨今、行事やレクリエーションで少しでも日々の楽しみを増やせないだろうかと当施設の介護職や看護職も試行錯誤しております。
また、厨房を預る栄養課の栄養士や調理士、専任の調理スタッフも立場は違えども「日々のお食事」という切り口で様々なアプローチをしています。
そんなアプローチの一つが「外食した気分でお召し上がりいただく」です。
チェーン店のようなコクやパンチのある牛丼は、ふるさと舞松原の入居者様やご高齢の方々には好き嫌いが分かれますので、マイルドな牛丼を企画立案して献立に並べております。
赤身先行の牛肉は噛むとじんわり旨味が口に広がり、口の中が油っぽくなってきた時の為、口直しとして、たまごスープやパンプキンサラダが今回は添えられておりました。
配膳の時の入居者様の表情や召し上がられた後の表情を拝見いたしますと、明日も同じように喜んでいただけるお食事でありますようにと思います。