きつね焼売と冷やし中華

夏は食欲が落ちる方がいらっしゃいます。入居者様の中でもいらっしゃいます。そういった情報は、食事の介助や配膳下膳に給茶、服薬の支援と御食事全般を支える介護職や看護職が真っ先に察知して他職種連携の名の下に他職種に情報共有して参ります。

しかしながら、同じ位の反応速度で厨房を守るスタッフも察知をして参ります。例えば「残食率」や「返って来たお盆」「オープンキッチンから見えるご様子」などなど様々な環境を利用して察知して参ります。

食欲が落ちた方に様々なアプローチをいたします。お声掛けをして体や心の異変をアセスメントする方法など色々と御座いますが、その中の一つがやっぱり「お食事」になります。中心は厨房で働くスタッフ全員です。

そんな「お食事」を本日はご紹介いたします。

冷やし中華ときつね焼売...

麺類は比較的に食べやすく、お腹にも溜まりにくいので、忌避感が低減されるメニューではないでしょうか。また、写真の冷やし中華はこってりしたゴマダレではなく、あっさりダレですので尚の事よかったと存じます。

そして、もやしスープです。もやし独特の風味を出来る限り低減させて調理されたスープはスッと飲み干せてしまう程のお味でした。色々な具材を入れてエキスを出す事でお汁だけを飲まれても栄養素が出来るだけ採られるように計算されております。

最後にこちらです。

きつねシュウマイ_介護...

見た目の珍しさで気を引く事にもバッチリですし、味にも興味を持っていただく可能性にも繋がるのだと思うこのお料理「きつね焼売」ですが、食べやすくお肉感をダイレクトに感じる事ができてとても好評で御座いました。

まだまだ暑さの終わりは見えず、厨房の栄養士・調理士・調理スタッフの奮闘は続きます。

 

 

 

 

 

 

個人的な疑問なのですが「シウマイ」「シュウマイ」「シューマイ」どれなのでしょうか…。